昨年の年末のことですが、うれしいことがあったので、今更ながら。
年末のある日、外からウィンドーを熱心にのぞいている外国人女性がひとり。
指には見覚えのあるリング、「あ、あれはウチのオリジナルだ・・・。」と思いながら店内から見ていると、その女性はうれしそうに店内に入って来られました。
お話をうかがうと、その方はパリから来られたそう。
以下の会話は、少々おぼつかない英語で・・・
お着けになっているリングは、5年前の来日の際に当店でお買い上げいただいたもので、とても気に入っているとのこと。
パリでもいつも人からほめられて、どこで買ったの?と聞かれるんだそうです。
今回は5年ぶりに来日して、再びKAWABE JEWELRYに立ち寄るのをすごく楽しみにしていた!とおっしゃるお客様。
「場所の記憶があいまいだったので、このカードをタクシーの運転手さんに見せて、連れてきてもらったの。」と、5年前のお買い上げ時に発行した、当店の小さな保証カードを大切そうに持ってくださってました。
しばらく会話を楽しんだ後、今回は白蝶ケシ真珠のリングと、ムーンストーンのペンダントをお買い上げくださいました。
当店から旅立っていったリングが、遠くフランスでお客様にご愛用いただいている様子をうかがえたことや、今回の来店をとても楽しみにしてくださっていたというお話が、あまりにうれしく、夫婦そろって舞い上がってしまった次第。
言語は違えど、ジュエリーを通じて心が通う瞬間でした。
写真は5年前にお買い上げいただいたミルキーアクアマリンのリングです。