金色に輝く針のような内包物がつくり出す模様が神秘的なルチルクオーツ(針水晶)。
その内包物は、「ビーナスの金髪」や「キューピットの矢」などと、たとえられ、金運アップや、家庭円満のお守りとする人もいます。
こちらは、そんなルチルクオーツを、何に加工するか決めかねたまま、店頭にルースの状態で置いていたところ、目を留めてくださったあるお客様の
「ぜひコレでシンプルなペンダントをつくって。」
というご依頼で制作したもの。
開閉式の大きめのカンを使い、太目の革のコードネックレスともコーディネートできるように。
写真であわせているのは、当店で人気のエイの革のネックレス。
表から見ると、本当にシンプルなのですが、裏側にはしっかりと地金を使いました。
重厚感と同時に、丸みのあるラインからは優しい印象も受けます。
ご注文いただいたお客様からも、
「表だけでなく見えない裏側も大事なのね。やはり既製品とは違うわ。」
と、うれしいお言葉をいただきました。