京都・烏丸の工房を持つオリジナル&セレクトジュエリーショップKAWABE JEWELRY(カワベジュエリー)のブログです
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夏休み

夏休み

 

昨日まで、5日間の夏季休業をいただいておりましたが、本日より通常通り営業しております。

 

お休みの間は遠出はせず、お墓参りをしたり、有名甘味処のかき氷を楽しんだり、山歩きに出かけたりと、ゆっくりと過ごしました。

 

山歩きは、嵐山から清滝を通って、栂尾の高山寺までを往復。

木々の緑の中、澄んだ川の流れを横に、マイナスイオンをたっぷり浴びて、しっかりリフレッシュをしました。


また詳しくは後日告知いたしますが、今年も9月には大丸京都店の催事に出展が決定しています。
今日からまた、残暑に負けず、頑張ります。

 

 

技の競演

ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸

 

昨日は定休日。

 

京都国立近代美術館にて開催中の「技を極める―ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」展を見にいってきました。

 

ヴァンクリーフ&アーペルのハイジュエリーの数々と、日本の工芸の超絶技巧作品を対比し、どちらにも共通する「技」に注目した展覧会です。

 

例えば、ヴァンクリーフ&アーペルのミステリーセッティングのエメラルドの葉のクリップの隣には、日本の漆芸の玉虫を貼りつめた香合が展示されています。
どちらも小さなグリーンの集合の美ですが、その美しさはそれぞれに味わいが異なり、まさに技の「競演」、「饗宴」といったところ。

 

熟練の技の数々を間近でしっかり堪能、また新緑の岡崎公園は気持ちよく、充実の休日でした。

 

展覧会は8月まで開催されています。

 

 

「技を極める—ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸」
 Mastery of an Art: Van Cleef & Arpels − High Jewelry and Japanese Crafts


会期  8月6日(日)まで

会場 京都国立近代美術館(岡崎公園内)

http://highjewelry.exhn.jp/

 

 

 

宝石商リチャード氏

宝石商リチャード氏の謎鑑定

 

「本屋さんでこんな本を見つけたから買ってきた。」
と娘が一冊の本をくれました。
「いっぱい積んであったよ。人気あるみたい。シリーズで4巻まで出てるらしい。」

 

「宝石商リチャード氏の謎鑑定」。

 

少女漫画チックな表紙です。

「ライトノベル」に分類される小説とのこと。
読書は好きですが、ライトノベルと呼ばれるものは読んだことがありません。

 

ふーん、不思議な石のパワーで、事件を解決したり冒険したりするような、ファンタジーなものかしら・・・
と思いながら、読み始めたら、全く違いました。

 

美貌のスリランカ系イギリス人の敏腕宝石商(男性です)と、彼の店でアルバイトをすることになった正義感の強い日本人の大学生との「バディもの」という形を取りながら、ストーリーは、宝石が取り持つ人と人とのつながりやドラマを描いた「人情話」。

 

作者は宝石の知識を持っていらっしゃるようで、宝石商が大学生に石について説明する描写は「宝石入門」としても楽しめそうです。

 

何よりも、このご時勢に、宝石やジュエリーをテーマとしたエンターテイメント性のある小説を書く作家の方がいらっしゃること、それが人気であるらしい・・・ということが、この業界の片隅に身を置いている者として大変うれしい。

 

娘に感謝しつつ、今夜も続きを読みます。

 

梅田へ

阪急うめだ ブルガリ展

 

昨日は早めに店を出て、阪急うめだ本店で開催中のブルガリ展を見てきました。

 

展示されているのは、130年の歴史を持つブルガリの希少なアーカイブピース70点。

たくさんのダイヤモンドや色石をふんだんに使用した、贅沢なジュエリーの数々はため息ものです。

 

もちろんガラスケース越しですが、顔をくっつけて、大胆なデザインと素晴らしいクラフツマンシップを、横からも後ろからもじっくり堪能させていただきました。

 

会期は11月7日まで。

なんと入場無料です。


「ブルガリの素晴らしき創造性 イタリアの輝ける至宝展」
2016年10月26日(水)−11月7日(月)
阪急うめだ本店 9階 阪急うめだギャラリー <入場無料>

 

 

 

胡蝶蘭

コチョウラン

昨年10月のリニューアルオープンの際、本当にたくさんの方々からお祝いのお花をいただきました。
狭い店内に入りきらず、道ゆく人にお花屋さんと間違えられるくらい。

鉢植えの胡蝶蘭もたくさんいただいたのですが、自宅に持ち帰った鉢のうち、いくつかがまた花を咲かせました!

支柱を立てていなかったので、姿はクネクネ。

「開店祝いの胡蝶蘭は、また咲かせようとしても難しいから、そのときだけのものと思った方がいい」というアドバイスを下さった方もいらっしゃったのですが、忙しくてあまり手をかけてやらなかったのがかえってよかったのでしょうか。

たくさんの方に祝っていただいたオープンの時を思い出します。
これからも、ますます皆様に喜んでいただけるショップ目指してがんばらなくちゃ!と思わせてくれた胡蝶蘭です。


 

入学式

 娘の誕生石リング

先日は三女の中学校の入学式でした。

我が家には三人の娘がいるのですが、誕生のたびに、オットからそれぞれの誕生石のリングを贈ってもらいました。

お宮参り、七五三、入学式、卒業式・・・。
私は、娘たちのお祝い事のときには、その子の誕生石のリングを着けることにしています。

三女は9月生まれなので、サファイア。
今回の入学式にも着けていきました。

いつか彼女たちが自立するときには、それぞれのリングは譲るつもりです。
その日までに、この誕生石のリングがたくさんの素敵な思い出をまとうことができますように・・・そんな想いでいます。


 

アコヤ貝柱のかき揚げ

アコヤ貝柱のかき揚げ

オットの故郷である大分の真珠養殖をしている知人が、今年もアコヤ貝の貝柱を送ってきてくださいました。

養殖しているアコヤ貝をあけ、真珠を収穫するこの季節のみ味わえる副産物です。
養殖の現場の人たちだけが知る味といっていい珍しいもの。

京都育ちの私は、結婚するまで、アコヤ貝の貝柱を食べるなんて、見たことも聞いたこともありませんでした。
オットにとっては、実家が真珠養殖をしていた子供の頃を思い出させる、懐かしい味のようです。

ありあわせの野菜とかき揚げに。白っぽい「勾玉」のような形の物体が貝柱。
しっかりとした歯ごたえに、濃厚なうまみがあります。
家族全員であっという間に完食。

今年の真珠の出来はどうなのでしょう。そちらの方も気になります。